の見どころ

山の自然は、四季が移り変わるごとに、さまざまな表情を見せてくれます。
それぞれの景色には、本当に美しい旬という時期があります。 山のハイシーズンは夏だけではありません。 
春、夏、秋と、雪の少ない季節には大きく三回の旬があります。


 春
夏 
秋 

ライチョウ 6月上旬〜7月中旬

静寂の雪と氷の世界にライチョウの声が御嶽に春の訪れを感じさせてくれます。 この時期は自分のテリトリーに他のライチョウが侵入してきたときには、ライチョウ同士の追っかけ合いや、激しい喧嘩なども見ることができます。

御嶽山のライチョウはおおよそ90羽くらいいるのではないかと言われています。氷河期の生き残りとさえ呼ばれる、御嶽の住人に会いに来てはいかがですか。






御嶽山の宝石 三の池

三の池の6月は最も美しく輝く季節です。 周囲の山に囲まれたすり鉢地形の三の池は、冬の間に膨大な雪を溜め込みます。 その雪が春の強い日差しによってゆっくりと解けていくと、今までに見たこともない神秘の境を垣間見ることができます。 池に浮遊する巨大な氷の造形とエメラルドに輝くこの池の水は息をのむほど美しい。 6月の中旬ごろの晴れ間をねらって訪れてみるのがよいでしょう。

 
三の池の水は、どれだけ時間が経っても腐らないという不思議な水で、山岳信仰者を中心に古くから御神水と呼ばれけして汚してはなりません。

コマクサ 7月中旬〜8月中旬
7月の下旬くらいからは雪解けが進み、飛騨頂上周辺には多くの高山植物の花を見ることができるようになります。 キバナシャクナゲ、ハクサンイチゲ、ミヤマキンバイ、コイワカガミ、次々と色とりどりに咲き始めます。その中でもひときわ際立つのはコマクサです。飛騨頂上や継子岳の周辺では、何千株というコマクサが群生していて、ピーク時にはピンク色のジュータンが、広がっているように見えるほどです。その光景は一度目にすれば二度と忘れることはないでしょう






四の池の小川

緩やかに蛇行して流れる小川、そしてせせらぎの音。 いつか夢の中に見たような景色が広がります。気づけば時間の経つことを忘れそうになり、冗談ではなく本当に注意が必要です。 御嶽山の別天地はここにあります。



クロマメノキの紅葉 9月下旬〜10月上旬

9月の下旬ぐらいになると、山全体が燃え上がるように紅葉が始まります。 稜線に近いところでは、クロマメノキの紅葉が、目が覚めるような朱色でとても鮮やかです。




ナナカマドやダケカンバの紅葉
9月下旬〜10月上旬

山の紅葉を代表するのはやっぱりナナカマド。 本当に美しい。 赤や黄、オレンジ色など、多様の色合いで山肌を彩ります。 黒澤口8合目から三の池に向かう登山道は御嶽随一の紅葉の美しい登山道です。 また濁河温泉から飛騨頂上の間の道中にも森林帯の中にナナカマドの巨木が美しく、また森林限界あたりでは、ダケカンバが黄金色に変わり、秋の御嶽を彩ります 山の紅葉は一瞬です。見逃さないようにご注意ください。